モスクワのシェレメチェボ空港でロシアのSIMカードを買う 

今回のアエロフロート・ロシア航空での旅行は飛行機の接続が悪く、モスクワでの乗り継ぎ時間が半日もありました。

何時間も一人で空港で時間をつぶすのはヒマすぎるので、この時間を利用してモスクワ市内に出かけてみることに。

そしてせっかく時間がたっぷりあるので、ロシアのSIMカードを買ってみようと決意していました。

1日なのでドコモの海外パケホーダイを使ってもよかったのですが、ここはブログのネタのため!体を張って(?)買ってみました。

まずは日本で事前に情報収集。オフラインでも読めるよう、「あとで読む」系アプリのPocketにダウンロードしておきました。参考にさせていただいたのは下記のサイト。

英語が通じないせいでトラブルも?:海外プリペイドSIM導入マニュアル――「ロシア・モスクワLTE」編
モスクワのプリペイドSIM購入、記事アップされました
ソチ&モスクワのSIMカード事情

ふむふむ。英語が通じないとな。そりゃそうでしょうね。

ということで、日本を出発する前に下記も合わせて準備。

・iPhoneにロシア語キーボードを追加しておく
・オフラインでも使えるロシア語翻訳アプリ(Yandex.Translate)をiPhoneに入れておく

Google翻訳はとっても便利なサイトですが、インターネットにつながっていないと使えません。

SIMカードを買わないとインターネットが使えませんが、SIMカードを買うためには意思の疎通が必要・・・という堂々巡り。

オフラインで使える辞書はそれなりにありますが、翻訳アプリとなると数が少ない。いろいろ調べたところ、Yandex.Translateというアプリを見つけました。

これは基本はオンラインのロシア語翻訳アプリなのですが、設定の"Offline translation"で辞書をダウンロードしておくと、オフラインでも翻訳機能が使えます。

これで英語が通じなくても翻訳アプリで意思の疎通ができます。ロシア語キーボードを入れておいたのは、相手に返答を入力してもらうため。

さて、こうして準備万端でモスクワのシェレメチェボ空港に到着しました。

到着ロビーは1階。でも、1階には携帯電話ショップはありません。

モスクワのシェレメチェボ空港から市内へは、アエロエクスプレスという、日本でいうところの成田エクスプレスのような特急で向かいます。

アエロエクスプレスへの連絡通路は3階の出発ロビーにあります。

その出発ロビーからアエロエクスプレス乗り場までの通路に携帯ショップがたくさんあるということを読んでいたので、そちらに向かいました。

なるほど、確かにその途中に小さい携帯電話ショップのスタンドを発見!

20140902-01.jpg
こんなスタントがありました。(クリックすると拡大します。)

さっそくスタンドへ向かい、「SIMカードが欲しいのですが」と英語で言ってみました。

が、通じているような通じていないような。

でも、事前に情報収集しているのである程度の事はわかっています。ロシアのキャリアはMegafon、Beeline、MTCというのがあるということ。

せっかく翻訳アプリまで準備してきたのでそれを使えばいいのに、なんだか面倒になって「Megafonの1GBだといくらですか?」とiPhoneを見せながら「1GB」を強調してみたところ、意思が伝わりました。

試しに「3GBだったら?」と聞いてみたら、3GBのプランもありました。3GBだと390ルーブルとのこと。1ルーブルが約3円なので、1,170円ですね。

半日で3GBも使うことはないですが、モスクワはトランジットでまた来るような気がするし、べらぼうに高いわけでもないので3GBにしました。

そして料金を支払う段になると、レシートには390ルーブル、ではなく200ルーブル+390ルーブル、との表記が。

レシートがロシア語なのでよく分かりませんが、ちゃんとレジから出てきたレシートなので店員さんがボっているという風でもなさそう。

想像するに、390ルーブルはデータ通信の料金で、200ルーブルは通話用なのではないかなーと思いました。

いずれにせよ590ルーブルでも1,770円。

ロシアのような未知の国では通話出来た方がむしろありがたい(なにかあったら日本大使館に連絡できる!)ので、そのまま支払いました。

支払いが終わると店員さんはmicro SIMのサイズの切り取り線が入っているSIMカードを取り出して、パキッとmicro SIMにしてくれました。

この切り取り線、nano SIMサイズはありませんでした。

フィンランドのSIMカードもnano SIMサイズの切り取り線はなかったので、やっぱり海外でSIMフリーiPhoneを使いたいならiPhone 4sにしておくのがよさそうです。

SIMカードを取り出す器具を持っていなかったのですが、店員さんが貸してくれたのでスロットを取り出し、ロシアのSIMカードを装着。

すると店員さん、「アクティベーションをするからiPhoneを貸せ」という。

私のiPhoneは日本語表示のままだったので、「英語にしましょうか?」と聞いたのですが、「このままでOK」とのこと。

さすが、慣れている。文字が読めなくても理解できるんですね。プロだ!

そしていくつかSMSを送信したりいろいろしていたようですが、最初は電波をつかみませんでした。

「一旦電源を切ってみる」と店員さんがいい、電源を再度入れてしばらく待っていたところ・・・。


無事Megafonの電波をキャッチ!

ブラウザを開いてみたら、ちゃんとインターネットにつながりました。ありがとうお兄さん!

ぜんぶ店員さんがやってくれたので、APN設定がどうなっているのか、アクティベーションはどうするのか、いろいろ不明なままですが、ロシアの場合、店員さんにお願いすれば全部やってくれるのではないかと思います。

残高確認の方法も聞かなかったのですが、次にモスクワにトランジットで下りることがあったら聞いてみよう。

ロシアでも無事SIMカードを買えたことに気を良くして、ルンルン気分でアエロエクスプレスの乗り場に向かっていたら、ふと気づきました。

パスポート見せろって言われなかったな・・・。

事前に調べておいた情報では、SIMカードの登録に身分証明書が必要とのことでしたが、対応してくれる人によりけりなのか。それともちゃんとした店構えのショップの中ではなく、スタンドのようなところで買ったからなのでしょうか?

その後、エアロエクスプレス乗り場に向かって歩いていくと、途中いくつも携帯電話ショップがありましたので、シェレメチェボ空港ではSIMカード購入に困ることはないと思います。

ということで、私の「ロシアでSIMを購入する」についての感想とアドバイスは下記のとおり。

感想は、「とっても簡単!」。

英語が通じたと言えるレベルほどではないのですが、"SIM", "Megafon", "Three giga", "For iPhone"。これだけで意思は通じました。準備しておいた翻訳アプリも使いませんでした(^^;。

買ったSIMに自分で入れ替えてiPhoneを渡したら、あとは店員さんが設定してくれたので特にすることもなし。

ボーっと店員さんの設定を見守っていました。スタンドに行ってから設定が終わって開通するまで、所要時間は15分くらいだったと思います。

あとでSMSを確認したら、下記のようなメールが届いていました。

"Добро пожаловать в МегаФон! Ваш номер: +79xxxxxxxxx. Ваш тарифный план: МегаФон - Всё включено M. Запрос баланса: *100#. Управление услугами, смена тарифного плана и другая информация: *105#, по телефону 0505 и в Личном Кабинете на сайте www.megafon.ru."

翻訳したらこんな感じ。

"Welcome to Megafon! Your number: +79xxxxxxxxx. Your tariff plan: Megafon - All inclusive M. Request balance: *100#. Management services, the change of the tariff plan and other information: *105#, on the phone 0505 and in the Personal Account on the website www.megafon.ru."

なるほど、全て含まれているプラン・・・。「全て」って何だ?

とにかく通話も付いているってことですね。

アドバイスは次の2つ。

1.SIMは街中のショップより空港で買いましょう。
2.選択の余地があるなら、Android携帯よりもiPhoneを使いましょう。

1.について。ロシアではあまり英語が通じないそうです。空港の携帯電話ショップの人はたとえ英語が話せなくても、街中の携帯電話ショップの人よりは外国人に慣れているはずで、カタコトの英語で対応してくれると思います。

2.の理由はまさに、私の対応をしてくれた店員さんにあります。

あの店員さんは、きっと一日に何台もiPhoneでSIMカードのアクティベーションをやっているのでしょう。

言語が違えどiPhoneならメニューの位置やアイコンが共通なので、日本語が分からなくても設定が出来たんですね。

Androidの場合は機種が多すぎて、店員さんがなじみのない機種の場合、たとえ表示を英語にしても設定に手間取る可能性があります。

ロシアに限らず他の国でもiPhoneは普及しているので、なるべくならiPhoneの方がいいと思いました。

ちなみに、ロシアではiPhoneはとても高いそうなので、盗難にはご注意を。

と、ここまではとってもいい話。SIMの購入は簡単で、その後快適に過ごしました~と書きたいところなのですが、ちょっぴり残念なことが。

アエロエクスプレスでモスクワ市内に向かい、地下鉄に乗り換えて赤の広場へ向かいました。

歩き疲れてお茶をしてふとiPhoneを見たところ、電池残量が80%を切っている!

空港からここに来るまでには、ちょっとモスクワの地下鉄アプリを見た程度で、ほとんど使っていません。なのにこの電池の減り具合・・・。

Yandex.Metroという地下鉄アプリは便利です。乗り換えルートや所要時間を表示してくれるだけでなく、乗り換えのためには何両目の車両に乗るとよい、ということまで教えてくれるのです。オフラインでもオンラインでも使えます。

日本では日中iPhoneを頻繁に使っても、ここまで電池は減りません。なぜ?

想像するに、モスクワは東京よりも電波が弱いのではないかなーと思います。そのため、常にiPhoneが電波を探し続けているので電池を消耗してしまうのではないかと。

その証拠に、インターネットを使う必要がないときは機内モードにしてみたところ、電池が全然減りませんでした。

モスクワ市内にいるのは数時間程度だし、携帯用充電池は必要ないと思って持っていなかったので焦りましたよ!

追加のアドバイス。モスクワでは携帯用充電池を持っていた方がいいと思います。

ご参考まで、フィンランドに行かれる方は『ヘルシンキでフィンランドのSIMカードを買う』もご覧ください。

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タグ:海外旅行 SIMカード モスクワ

4 Comments

ハツネ  

以前何度か非公開でコメントさせて頂いた者です。
ちょっと前までロシアに住んでいたので懐かしく読ませて頂きました!
ロシアは意外とITが発達していて、モバイルWi-Fiみたいなものも、かなり昔からありました。
携帯のSIMは、街中の至る所にある自動販売機みたいな機械でチャージできます。とっても簡単で便利でした。

2014/09/13 (Sat) 02:48 | EDIT | REPLY |   

ちえぞう  

Re:

>ハツネさん
コメントありがとうございます!ロシアにお住まいだったんですね。街中で気軽にSIMチャージできるなんて、日本から見たらうらやましいです。近々モスクワ観光の旅行記も書きますので懐かしい場所がもっとあるかもしれませんよ〜(^_^)。

2014/09/13 (Sat) 21:54 | REPLY |   

マズウェル  

先日は長文コメント失礼しました。

ちえぞうさんの旅行記楽しみです!今コペンハーゲン旅行を計画していて、ロンドンでストップオーバーを考えていたのですが、ヘルシンキもいいかも(・∀・)。何より安全に旅行できそうなのがいいですね。

2014/09/13 (Sat) 22:27 | REPLY |   

ちえぞう  

Re:

>マズウェルさん
ヘルシンキはデザインに興味がある方ならオススメです!でも派手な観光地ではないので、人によっては飽きてしまうかも(>_<)。

2014/09/15 (Mon) 12:43 | REPLY |   

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