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『あの人はいつ勉強しているのか』
図解 あの人はいつ勉強しているのか-「一流の勉強法」を、学べ。』という本を読みました。

図解 あの人はいつ勉強しているのか-「一流の勉強法」を、学べ。

経営者や学者、経済評論家など、様々な方の勉強法やビジネス・人生に対する考え方などが紹介されています。私の好きな脳科学者、池谷裕二さんも2番目に登場してました。

いくつか心に留めておこうと思った方法や言葉など。

①リンクアンドモチベーション代表の小笹芳央さん

ビジネスパーソンの勉強は、目の前の仕事のためのものでなくちゃ意味がない。勉強は問題解決のためであり、目標の実現のためであるべき。

もちろん、単に楽しみのため、教養を身に付ける勉強というのもあると思いますが、小笹さんの言葉も一理あります。時間の制約が大きい会社員には必要な考え方なのかも。

②経済評論家の山崎元さん

特に外資系企業で働いてみて実感したのですが、日本のビジネスパーソンは「会社からクビを言い渡されるかもしれない」という危機感をほとんど持っていません。「自分は会社からもっと評価されるべきだ」という、極めて主観的な根拠による不満が先行して、本来考えるべきことがおろそかになっているのではないでしょうか。

自分の会社は、家庭のような「所属する場所」ではなく「取引先」。つまり、私は「山崎元株式会社」であり、会社や上司はその顧客です。売るのは自分という商品、その能力。会社なら当然、商品を売るにあたってマーケティングを行いますから、「自分は今、会社から何を求められているのか」を戦略的に考える。会社のニーズを満たすスキルを持っていれば評価を得られますし、取引関係も強化できる。逆に、求められるスキルを身につけていなければ、評価は下がり、取引は成立しません。

こうした客観的な視点で会社と自分の関係性を捉えると、キャリアを考えていく必要性もわかります。取引先である会社のニーズに常に応えるにはどうしたらいいのか。何を学んだらいいのか。自分という商品をさらに高く評価してくれるところがあれば、取引先を変えてもいいわけです。これが転職ですね。

なかなかシビアなご意見です。外資系に長く勤めていたり、転職回数が多い人は、こういう考え方にもしっくりくるかと思いますが、終身雇用の考え方があたりまえだった時代には、こういう考え方は受け入れられにくかったでしょうね。

③リクルートワークス研究所所長、大久保幸夫さん

優秀なビジネスパーソンになるための1つの条件は、30代前半までに自分の中にスキルの「基盤」を作っておくことです。

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具体的には、2種類の勉強が必要です。1つめには、「師」と仰ぐことのできる上司と一緒に働き、彼のノウハウを吸収すること。ただそばにいるだけではダメですよ。毎日、コミュニケーションをとりながら師匠のあらゆる行動をしっかりと観察し、彼の物の見方、考え方を学ぶのです。

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基盤づくりに必要な作業の2つめは、大量の本を読むこと。ジャンルを問わず、あらゆる分野のものを手当り次第。年間100~150冊程度、とばし読みをせず、最初から最後まで読み込むことをお勧めします。

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やがて、読んできた本の内容が、「つながった」という感覚がやってきます。バラバラだった知識が関連づけられ、「知のネットワーク」が自分の中にできる。「あの本は、こういうことを言っていたのか!」「この本とあの本は、同じことを言っている!」。それまでわからなかった本の内容も、いきなり理解できるようになります。逆に言えば、知のネットワークができるまで根気よく読書しないと、使える知識にはならないんです。

年間150冊というと2~3日で1冊のペースですね。忙しいビジネスパーソンには厳しいペースですが、一生のうちの一時期、こうして集中して勉強することも必要なのかも。

ところで大久保さんは上司を「彼」と表現していますが、このご時世、「彼女」である可能性も十分にありますよね。むしろ、女性は女性の上司の方がモデルにしやすいかもと思います。

東京ガス西山経営研究所所長、西山昭彦さん

入社2年目には、通信教育で財務、人事、マーケティングの勉強を始めました。この3つは、ビジネスパーソンの基礎3科目。毎月教材が送られてきて、1年コースで12冊。体系化されているので、本を買って読むより統合されていました。今でも、このときに得た知識が自分のバックボーンになっています。

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20代の人は、社外よりまず社内でのポジションを固めるのを優先してください。理想のキャリアアップは、年齢別に3つのステップが必要だと思います。入社して5年間、だいたい27歳までは、その部署で有用な人材と認められることに集中。30代では、部門間にまたがる仕事で頭角を現す。次の段階では、全社的に評判となるヒットを飛ばすという流れです。

この30代のときに、会社に埋没してしまわず、外に出て行くことで、人脈をつくる。これが、その後のキャリアをつくる上で非常に大切です。「40代は人脈で仕事をする」という言い方をします。

社会人2年目で体系的な勉強を始めるというのはすごいです。最初の数年が、その後の社会人人生を大きく後押ししているんですね。

いろんな人の意見があって面白いのですが、この本は残念ながら現在は絶版のようです。ご興味のある方は、お近くの図書館や古本屋さんで探してみてください。

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