fc2ブログ


年俸制でも残業代は支給
今日は先日のサービス残業の記事に続いて、給与と残業手当についての話題です。

私が新卒で入った会社は月給制で、業績に応じて(実際は応じてなかった気がしますが)賞与額が月額基本給×何ヶ月分という形で支給されていました。

一方、現在勤める会社は年俸制。1年間のあなたの給与はこれだけですよ、と示される労働契約で、年額の12分の1ずつが毎月支給されます。賞与はありません。

年俸制って言葉が悪いのか、よく「年俸制って残業代が出ないんですよね?」と言われるのですが、これはものすごーい間違いです。

年俸制というのは、「1年間のあなたの基本給はこの額ですよ」と示しているのであって、「支払われる総額がこれだけですよ」と言ってるわけではないのです。

法定労働時間(1日8時間)を超える労働については、時間外労働として割増賃金を支払う義務があり、これを守らなければ労働基準法第37条に違反します。

たとえば、年俸が600万円で毎月1/12ずつ支払うという労働契約ならば、月額50万円が基本給。割増賃金はこの基本給を元に計算されます。ただし、通勤手当や住宅手当などの手当類は計算根拠には含めません。

会社側に知識がなくて、「年俸制というからには残業代が不要なのだろう」と勘違いしている場合と、知ってるけれどあえて残業代を支払っていない会社の両方があるのだとは思いますが。

年俸制=残業代不要、という図式が成り立ってしまったら、使用者側が労働者をいくらでも搾取できることになってしまいます。これでは労働者の権利が守られませんよね。

ただし、労働契約の中に「月20時間までの時間外労働手当を含む」などと記載されている場合には、その時間までは残業手当を支払う必要はなく、最近はこのような労働契約も増えているようです。

みなし労働時間制や裁量労働制なども、ヘタをすると残業代抑制のために使われたりもします。まだまだこのテーマは続きます・・・。

にほんブログ村 ライフスタイルブログへ ←応援クリックよろしくお願いします!

人気ブログランキング ←こちらもよろしくお願いします。

関連記事


テーマ:仕事 - ジャンル:就職・お仕事

このコメントは管理人のみ閲覧できます
2008/11/24(月) 23:23:41 | | [ 編集]













管理者にだけ表示を許可する


トラックバックURL: