日経WOMANのサイトに『金利上昇局面の賢いローンの選び方&返し方――住宅ローンの「常識」が変わった!』という記事が載っていました。
実は私、日経WOMANという雑誌はあまり好きではないんです(ファンの方がいらしたらゴメンナサイ!)。なぜかというと、「WOMAN」という言葉が雑誌名についているにもかかわらず、どうも考え方が男性っぽい(しかもオヤジっぽい)と感じたことが度々あったので。
この記事の最初はこんなくだりで始まっています。
住宅購入=生活とお金の自由を狭めることを意識して
シングル女性が住宅ローンを組む場合、「今の自分が買っていい状態にあるかをまずじっくり検討すること」とFPの深田晶恵さん。
考えるべきポイントは、稼ぎ手がひとりというリスク。さらに女性は、収入が男性より低めで、30代以降伸び悩むケースが多いという現実がある。さらに結婚でライフスタイルが変わる可能性も。状況が変わったら賃貸に出せばいいと安易に考えがちだが、FPの永田忠則さんは、「管理費等を合わせた住居費すべてを、家賃収入で補える可能性は低い」と釘を刺す。頭金が少ないほど赤字が出る可能性は高く、空室リスクもある。
「買う決断をする際には、多額のローンは人生の選択肢を狭めるという事実を知っておいて」と深田さん。キャリアに留学が有効と思っても、ローンを抱えては判断も鈍る。転職もしかり。買ったあと、生活を充実させる余裕は残るか。購入後を見据え、慎重に検討することがハッピーな家購入の第一歩だ。
「住宅購入=生活とお金の自由を狭めることを意識して」というのは、確かに一理ありますが、生活がそれによって狭められるとは思いません。
「稼ぎ手がひとりというリスク。」これは確かに事実ではありますが、では奥さんと子供二人がいるだんなさんが倒れた場合、奥さんが、今までだんなさんが稼いでいたのと同じだけを稼げるのかといったら疑問です。
一人だったら生活費をううーんと切り詰めることができても、子供がいたら教育費など切り詰めることができない場合だってあります。
リスクがあるのはひとりもふたりも同じでしょう。
でも、ま、これはこれとして置いといて。
気になるのは「さらに女性は、収入が男性より低めで、30代以降伸び悩むケースが多いという現実がある。」という一文です。
本当に〜?少なくとも我が社の場合、女性が管理職についてますし、男女による収入の差はありません。男性だからといって順調に収入が上がっていくことを保障されている会社ばかりではありませんし、スパっとリストラされることだってある時代です。
さらに、独身女性の場合、最悪収入が上がっていかなくたっていいんです。なぜなら、このままずっと同じ生活を続けていくなら、支出も増えていかないから。もしフラット35で35年間ずっと同じ返済額だったら、収入が増えていかなくても返済に問題はないですよね。
でも子供のいる家庭の場合、親の支出額は変わらなくても、子供の成長に従い学費や塾やその他諸々の支出が増えていきます。子供のいる男性がもし収入が上がらなかった場合、独身女性よりもリスクはううーんと多いんですよね。
考え方は人それぞれなので住宅ローンに対する意見もいろいろあるとは思うのですが、「WOMAN」という文字が名前についている雑誌なら、もっと前向きな内容でもいいのになーと思ってしまいました。
この記事を書いた人の周りには、実際にマンションを買った女性がいないのかもしれませんね。
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