以前にも同じことを書いているかもしれないので繰り返しになるかもしれませんが、ご容赦ください。
私も単語がなかなか覚えられません。覚えたはしから忘れていってるなーと思います。
iPhoneの英語辞書アプリや電子辞書を使って意味を調べる際、一度調べた単語はブックマークしているのですが、分からない単語に出会って辞書を引くと、既にブックマークしてあり、過去に調べた単語だということがしょっちゅうです(><)。
よく、「歳をとったから記憶力が悪くなった。昔より単語が覚えにくくなった。」と言うことがありますよね。ですが、これは完全には正しくありません。
学生の頃は勉強が仕事なので、今より勉強時間が確実に長かったはず。英語に限らず国語や数学など他の教科も覚えることがたくさんあるので、「暗記」という作業にも慣れています。
そしてこれが何よりのポイントなのですが、学校教育のカリキュラムというのは良く出来ていて、同じ単語や文法が、違う章や別の学年の教科書で、何度も教科書に出てきます。
さらに、授業の予習復習あり、章末のまとめあり、小テストあり、期末テストあり、と何度も何度も同じことを勉強します(というか、させられます)。
つまり、カリキュラムを通じて自然と単語や文法を復習して身に付くようになっているんですね。
ひるがえって、オトナになってからの勉強はというと。
学生時代のようにしつこく復習しないんですね。だから「覚えられなくなった~」という気持ちになってしまうのですが、10回も復習すればかなり覚えられます。
単語の暗記には「しつこく復習」、これが一番のポイントですね。
とはいえ、覚え方のコツというのはあります。
記憶というのは睡眠中に定着するので、夜眠る前に単語を覚え、朝起きたらそれを復習する、というのがいいサイクル。
さらに、1週間後、1ヶ月後と、間隔を空けて何度も復習すると、忘れる率が低くなるそうですよ。
また、人間は危機的状況の時の方が記憶力が上がるそうなので、お腹が空いている(=飢餓)状態の方が何かを暗記するには向いているそうです。
その他、体を動かしているときの方が覚えやすいとか、手を動かす(=紙に書く)方がいいとかいうこともありますが、この辺りは自分に合った方法が一番いいと思います。
ご紹介した『Flashcards Deluxe』というアプリには一定間隔でカードの表裏を表示していってくれる自動再生機能があるので、私はこの機能を使って、ステッパーで体を動かしながら復習することもあります。
あとはその人の英語力にもよるのですが、中級くらいになったら市販の単語帳だけではなく、海外のニュースサイトなどを読んで単語を覚える方が効率がいいと思います。
毎日取り上げられる大きなニュースだと、文章は違っても毎日同じような単語が出てきます。毎日毎日読んでいれば、嫌でも覚えてしまいますね。
この時、毎日違うニュースサイトで、あまり長過ぎない記事を選ぶのがポイント。
ちょっとずつ言葉の使い方が違うのでマンネリにならないですし、短い記事の方が毎日継続しやすくなります。
でも、例え100個覚えようとしたうちの90個を忘れてしまっても、10個は覚えられた!と思えばいいんじゃないかなーと私は最近思っています。というより、そう思わないとやっていられないのかも(^^;。
忘れてしまうという事実を受け入れて、それ以上にたくさんインプットすれば知らず知らずに単語力は身に付くと思います!
ところで、以前も紹介したことがありますが、記憶力について興味があるなら『記憶力を強くする―最新脳科学が語る記憶のしくみと鍛え方』という本がオススメですよ。
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